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2017年12月05日プレスリリース

「GenieeDSP」、最新Safariブラウザの トラッキング防止機能(ITP)に対応

株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤智昭、以下「ジーニー」)は、広告主向け配信プラットフォーム「GenieeDSP(※1)」にて、Apple社がリリースしたSafariブラウザに搭載されたトラッキング防止機能Intelligent Tracking Prevention(ITP)(※2)へ対応しましたので、お知らせいたします。
 
ITPは、Apple社の最新WebブラウザSafari 11.0以降で標準装備された、Cookieによるトラッキングを防止する機能で、広告の効果計測に影響を及ぼすものです。この度、GenieeDSPでは、サードパーティーCookieではなく、ファーストパーティCookieを活用したITPによる影響を受けない広告効果測定ができるよう対応いたしました。これにより、GenieeDSPをご利用いただいているお客様には、ドメインを跨った計測などの一部のケースを除いて、Safariブラウザ11.0以降の環境においても、これまでと変わりなく広告の効果測定が可能になります。
 
なお、本機能をご利用いただく際には、広告主様側で新しく計測タグの追加または変更を順次行っていただく必要がございます。詳細につきましては、弊社営業担当までお問い合わせください。
 
ジーニーでは、引き続き、GenieeDSPを始めとする自社開発プロダクトの機能向上を図り、多くの広告主様やメディア様のマーケティング課題の解決に努めてまいります。
 
 
 
 
※1:DSP(Demand-Side Platform)
複数の広告枠の配信最適化と効果検証などの一元管理により、広告主の広告効果を最大化するプラットフォーム。
※2:ITP(Intelligent Tracking Prevention)
Apple社が提供する最新WebブラウザSafari 11.0に新たに搭載された機能で、Safariブラウザにトラッキングを目的とするCookieであると識別されると、一定時間をおいてCookieの利用制限やアクセスが遮断されるもの。
ITPの対象とされたCookieは、取得後24時間を経過した時点でユーザーの追跡ができなくなり、行動履歴の計測や広告のコンバージョン計測ができなくなる等の影響が生じます。ただし、端末ごとのアクセス情報を元に機械学習によってITPが適用されるため、どの程度のCookieが対象となるかは不確定です。

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